胃がん簡易検査ＡＢＣ検診について｜ふしたにクリニック｜内視鏡検査（胃カメラ・大腸カメラ）・内科・胃腸内科

胃がん簡易検査ＡＢＣ検診について

最近、検診などで胃がん簡易検査としてＡＢＣ検診が普及しつつあります。

ＡＢＣ検診とは胃粘膜萎縮の有無(簡単に言うと胃の老化度)をみるペプシノーゲン検査と、胃・十二指腸潰瘍の主な原因となるヘリコバクター･ピロリ(以下ＨＰ)抗体の２種類の血液検査を組み合わせたものです。

胃の健康度・胃がんとの関係では

両方が(－)の場合・・・・健康な胃粘膜、胃がんの頻度は0％
ＨＰ(＋)・ペプシノーゲン(－)・・・・少し弱った胃粘膜　約0.2％
ＨＰ(－)・ペプシノーゲン(＋)・・・・かなり弱った胃粘膜、約1.9％
ＨＰ(＋)・ペプシノーゲン(＋)・・・・弱った胃粘膜、約1.9％

と統計で出ており、

ＨＰ(＋)またはペプシノーゲン(＋)の方は胃カメラをお勧めます。

「胃の検査をしたいが、胃カメラはちょっとこわい」・・・という方には、まずはＡＢＣ検診をお勧めします。
検査費用は2000円となっております。

症状のある方は、初めから胃カメラで調べたほうがいいですので気になられた方はご相談ください。

2012年07月25日

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