院長の日々研鑽!
花粉症の薬について
前回述べた花粉症ですが、実際の薬に関して簡単に説明したいと思います。
今回新たに鼻アレルギー診療ガイドライン2013が出ましたが、
前回も述べましたように、以前は花粉の飛散1ヶ月前からの内服を勧めているケースが多かったのですが、症状が出てから内服開始しても効果に差がない事が報告されています。
過敏の強い方には早めの内服開始をする場合があります。
さて、
通常多くの患者さんは、アレグラ、アレロック、タリオンなどの抗ヒスタミン薬という薬を処方されていると思いますが、鼻づまりなどの症状がメインである場合は、オノンなどの抗ロイコトリエン薬が処方される事が多いです。
またくしゃみ・鼻づまりの比較的強い方にはフルナーゼ、ナゾネックス、アラミストなどのステロイド点鼻薬を追加するケースが多いです。
目のかゆみ、涙が出るという方にはザジテン、リザベン、パタノールなどの点眼用抗アレルギー薬などを追加します。
それでもひどい場合にはセレスタミンやプレドニゾロンと言ったステロイド剤を処方するのですが、ステロイドは効果がある反面、副作用もありますので、あくまで内服は数日間です。
ステロイドを長期間内服している方は注意が必要です。
以上のような薬を症状に合わせて組み合わせて処方します。
ゴールデンウイークぐらいまでは花粉症の時期ですので、花粉症の方は大変ですが、
これらの薬によって少しでも症状緩和が出来ればと考えています。
2013年03月16日
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